Z900にグリップヒーターを取り付けました!
新年あけましておめでとうございます! 正月休みを利用してZ900にグリップヒーターでも取り付けようと思いついたのが暮れも押し迫った大晦日(笑) 早速Amazonでポチして今日(1/2)午前中に届きました! 一緒にポチしたリレーは昨日元旦に届きました。 ▽キジマのグリップヒーター GH10 スイッチ一体式タイプ 標準 130mm 304-8215 |
▽スロットル側のグリップエンドを締めると干渉してスロットルの動きが悪くなるので付属していたスペーサーを入れました。これでスムースなスロットル操作ができるようになりました。適合車種欄でz900は130mmのものが適合とあったので迷わず選びましたが、購入前にz900のグリップ長を計ると確か125mmだったと思います。つまりスペーサーは必須ですね!これからこのグリップヒーター(GH10)を購入して取り付けようとする方はスペーサーが付属していますのでご安心ください👍 |
▽4線4極のリレーです。アクセサリ電源に負担をかけないため(詳細は後述)別途用意する必要があります。 |
▽リレー作動用の電源はZ900のアクセサリ電源から取りました。既にUSB電源とドラレコ電源を取っているため、容量が気になったのでアクセサリ電源から直接グリップヒーターの電源とすることは避けました。リレーのコイルに流れる電流は僅か150mAなのでアクセサリー電源に負担がかかりません。 |
下記は配線イメージ図になります。補足すると下記図の赤線部(バッテリープラス側とリレー間)にはヒューズを入れるのが正しいです。カタログ上では13.5V 最大で34.8Wとあるので約2.58Aの電流が流れます。そのため3Aのヒューズで大丈夫かと思います。今回のグリップヒーター取り付けではヒューズを入れていませんが安全のため後日取り付けたいと思います。
【追記】2023.01.08 バッテリープラス側へヒューズを入れました。もう一本の赤いコードは何でしょう?次の記事でどうぞ~ z900バッテリー充電管理|SAE規格コネクタ付ケーブル取付
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リレーの仕組みとメリットについて(ご存じの方は読み飛ばしてください) コイル①に小電流が流れると電磁石の働きで②の接点が繋がり、電源(バッテリー)から直接電装品(グリップヒーター)へ電気を流すことが出来ます。容量が定められているアクセサリ電源で容量を超える電気を消費するとヒューズが飛んだり電圧降下を起こしてグリップヒーターに限って言えば能力が思うように発揮できないということになります。 Z900の場合、装備されているアクセサリ電源は定格ヒューズが7.5Aで許容電力は25Wとされています。(取説より) 7.5Aなら計算上100Wくらいまで行けると思いますが、取説ではさらに次のように書かれています。『・アクセサリ用回路には必ず定格のヒューズを使用してください。・このアクセサリ用回路には許容以上の負荷をかけないでください。負荷が大きくなると、エンジンをかけていてもバッテリが放電する可能性があります。』・・・と、そういうことらしいです。先にも書いた通りあまり負担をかけられないので、リレーを付ければ安定してグリップヒーターが使えるということです。 以前CB750に付けた時はリレーを使わず、ひ弱なアクセサリ電源に繋いだため思うように暖かくなかった記憶があります。過去を振り返ると今回で3度目のDIYです!(笑)
《参考》 過去記事1(CB750の場合):グリップヒーターを取り付けました! 過去記事2(ハヤブサの場合):冬に備えて・・・ハヤブサにホットグリップ取付♪
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▽最後に繋ぎますが、ここからリレーの赤線とギボシ端子で繋ぎます。 |
▽左のカウルを外して配線をまとめました。 |
▽グリップヒーターの黒線は車体アースに落とします。 |
▽メーターバイザーを外すと標準で付いているETCアンテナがあります。(本来は黄色破線部分)しかし、リレーとか配線の関係でETCアンテナが収まりきれないため、仕方なく黄色実線の箇所へ移動して両面テープで固定しました。場所が変わっても問題ないはずです。 |
▽グリップにスイッチがついているタイプは便利ですね!それでなくてもハンドル周りはドラレコのスイッチやシガーソケットやらでごちゃごちゃしてしまっていますので(笑) |
▽出力5段階で消費電力は13.5V 7.4W(LEVEL1)から34.8W(LEVEL5)です。(画像はKIJIMA HOME より引用転載) |
レベル1:青色、レベル2:緑色、レベル3:黄色、レベル4:オレンジ色、レベル5:赤色 |
最後に 昼過ぎに作業開始して終わったのが午後8時ころでした!途中休憩をはさむものの約5~6時間はかかっています(汗) 日中は日差しがあって暖かかったのですが、日が沈むと急に冷え込んできて寒かったです。
以上ですが、グリップヒーターはバイクが変わるごとに取り付けて今回で3回目となります。初めての方や取り付けに自信がないという方は、費用はかかりますがショップに任せることをおすすめしたいと思います。
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